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無電解ニッケルめっき

●無電解ニッケルめっきとは?

無電解ニッケルはリンとの合金になっており、電気ニッケルめっきとともにニッケルを主とした被膜です。防錆を目的とした場合、両者ともその違いは殆どありません。
但し、無電解ニッケルは製品の形状に関わらず被膜に覆われるため、結果として耐食性は電気めっきより優れています。

●機能による違い
機能を目的とした場合、無電解ニッケルは熱処理することで硬度を高めることが出来ます。一方、外観的光沢、低電気抵抗が要求される場合、電気ニッケルめっきの方が無電解ニッケルめっきより優れています。
被膜特性の違いは下表の通りになります。

 

無電解ニッケルと電気ニッケルめっきの比較
    無電解ニッケル 電気ニッケル(光沢)



成分 Ni90〜92%
P8〜10%
Ni99.5%
融点 890℃ 1450℃
電気抵抗 60μΩ/cm 8.5μΩ/cm
比重 7.9 7.7
硬度
(Hv)
500±50
(熱処理した場合750以上)
450±50
摩耗抵抗 13.7 14.7
伸び 3%〜6% 5%〜15%
応力 圧縮 引張
磁性 非磁性 磁性
析出性 安定均一性 不定均一性
メリット ・複雑な形状の製品に対しても均一にめっきできる
・硬度が高められる
・光沢がある
デメリット ・光沢が電気めっきより劣る ・複雑な形状の製品に対してめっきのバラツキがある
・熱に弱い

 

 
無電解ニッケルめっき製品例

●その他無電解ニッケルめっき
滑りを良くした無電解ニッケルPTFE(テフロン)、硬度をアップした無電解ニッケルB(ボロン)、無電解ニッケルSIC(炭化ケイ素)があります。

 



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